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2008年3月

総事局が移転おもろまちに



 沖縄総合事務局は二十四日、那覇市おもろまちの那覇第二合同庁舎二号館に移転し、業務を開始した。同日午前の業務開始式には課長級職員ら約八十人が出席した。


 福井武弘局長は、コンプライアンス重視、透明性確保―などを職員に求め、「緊張感を持って業務に当たってほしい」と訓示した。


 二号館は地上十一階、地下一階。延べ床面積約一万六千平方メートル。大規模災害時の防災拠点として耐震化を図り、二階に災害対策室を設置した。一階には行政情報プラザを設置している。


 移転を機に業務を内外に周知するため、戦後から復帰までの通貨展、新作かりゆしウェア展示即売会、沖縄振興シンポジウム、クラシック・琉舞フェスティバルなどを開催する予定だ。


(沖縄タイムス 2008年3月24日(月)夕刊)


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沖縄総合事務局 移転を機に機能の充実を



 内閣府沖縄総合事務局が那覇市おもろまちに完成した那覇第二地方合同庁舎に移転し、24日から新庁舎で業務を開始した。


 衣替えはいい機会である。国家公務員に向ける国民の視線は厳しさを増している自覚の下、これまで以上に県内自治体や県民に親しまれる身近な役所となるよう存在感を発揮してほしい。


 業務開始に際し福井武弘局長が職員への訓示で「県民の目線」に立った業務の推進を強調したように、頼れる機関として行政サービスの向上、機能の充実に尽力してもらいたい。


 同事務局は、1972年の本土復帰と同時に沖縄の振興開発を推進するための国の総合出先機関として発足した。


 重要な役割を担い、行政の守備範囲も幅広く、業務は多岐にわたる。ダム、道路、港湾などの社会資本整備から産業の振興、暮らしや県民生活の関係では消費者相談室も設けている。その割には一般県民からの距離は遠いのが実態ではないか。


 市町村役所とは確かに性格を異にする。窓口に出向いて住民票や印鑑登録など各種の申請書類を扱うような役所ではない。そうした事情が一因ではあろうが、それにしてもの感はぬぐえない。


 「存在感が見えにくい。埋没しているような気がして…」。再び沖縄に赴任して感じた同事務局を取り巻く変化への戸惑いを訴えた幹部の言葉である。戸惑いは理解できるが、自ら住民に懐や足元まで降りていく姿勢があったかどうか、疑問なしとしない。


 その意味で1階に行政情報プラザを設置したのは歓迎できる。大型テレビやパソコンを置き、県民に行政情報を提供する試みである。欲を言えば、もっと早めにやれば良かったものを、と注文を付けたいところだが、積極的に対応に出たのは前進だ。


 新作かりゆしウエア展示会など企画も予定しているが、この際かりゆしウェアを全国に広める拠点を目指してはどうか。伝統的工芸産業も数多い。中小企業支援業務にもかなっている。


(琉球新報 2008年3月25日 社説)


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「岩手にもおでんせ」 達増知事が沖縄でPR



 達増知事は23日、沖縄県の琉球ジャスコ南風原(はえばる)店で開かれた「いわてめぐみフェア」でトップセールスを行い、岩手の味覚や観光をPRした。


 フェアは同日までの4日間、沖縄県内のジャスコなど32店舗で開催。達増知事は沖縄のかりゆしウェアを着て「岩手には自然やおいしいものがたくさんある。この機会に食材を味わい、岩手にもぜひ来ていただきたい」と呼び掛けた。


 いわて純情米や塩蔵ワカメなどの詰め合わを先着300人にプレゼントし、達増知事も来場客一人一人に手渡した。ホタテや生ワカメ販売、盛岡冷めんコーナーも人気を集め、多くの買い物客が商品を買い求めた。


 同日は琉球ジャスコの栗本建三社長と達増知事との意見交換会も開かれ、両県の名産を紹介し合った。栗本社長は「収穫時期が違う食材が多いので、旬の食材を通じて交流を深めたい」と話し、岩手県産品の販売に意欲を示した。


(岩手日報 2008/3/24)


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岩手県知事がPR ジャスコ南風原店で物産展



 岩手県の物産を一堂に集めた「いわてめぐみフェア」が20―23日、ジャスコ南風原店で催された。23日は達増(たっそ)拓也岩手県知事が自ら特産品を配り「トップセールス」を展開した。


 いわてめぐみフェアは琉球ジャスコ(栗本建三社長)が県内32店舗で開催。達増知事は売り場前で「おでってくだんした」(よくいらっしゃいました)と岩手方言であいさつ。「そばや酒など昔からの名物に加え、冷麺(めん)やじゃじゃ麺、スイーツなど新しい名物もある。沖縄の食卓にぜひ届けたい」と呼び掛け、生ワカメ、とろろ昆布、岩手県に伝わる南部鉄器製の風鈴などを来場者に配布した。


 セールスを前に岩手県側と琉球ジャスコの意見交換会があり、栗本社長が達増知事にかりゆしウェアを、達増知事は栗本社長に南部古代型染のテーブルクロスを贈呈。互いの特産品を試食し合うなどした。


 イオングループは今後、岩手県の協力を得て同県で沖縄物産展を開く予定。4月10日からは昨年、三村申吾知事がジャスコ南風原店でトップセールスをした青森県で沖縄物産展を開くことが決まっている。


(琉球新報 2008/3/24)


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ARAが新ブランド ミンサー織、那覇本店を新装



 「ITUYO(イツヨ)」ブランドとしてミンサー織のかりゆしウェアや小物を製造・販売するARA(石垣市、新賢次社長)が21日、那覇市久茂地の「ITUYO」本店を新装オープンし、新ブランド「KAJADI(カジャディ)」を発表した。


 KAJADIはミンサー織の「いつの世までも末永く」という意味から「いつまでも末永く着られる服」としてデザイン。シンプルな色使いとデザインで、シャツ、ジャケットなどは綿などの天然素材にこだわった。現在は女性用だけだが順次男性用も販売予定。新社長は「今後、沖縄の多くの伝統工芸品とコラボーレーション(共同製作)していき文化振興につなげたい」とあさいつした。


 ブランド名のKAJADIは「かぎやで風」に由来し「祝い歌の心」や「沖縄発、世界へ」という思いを込めた。


(琉球新報 2008年3月22日)


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那覇で「琉球藍染め」新作展-10回目で「本来の色合い出せた」と自信



 沖縄三越(那覇市牧志2、TEL 098-862-5111)5階ギャラリーで3月4日より、琉球藍染めの生産、加工、販売までを手がける「やまあい工房」(名護市)の「『美ら藍(ちゅらえー)』新作発表会 琉球藍はすばらしい」が行われている。同展は毎年1回行われており、今回で10回目。「美ら藍」は、同工房のブランド名。


 会場には、反物や帯をはじめ、女性用フォーマルスーツ、ドレス、ワンピース、ジャケット、ベスト、スカーフ、コサージュ、帽子、バッグ、男性用Yシャツ、かりゆしウェアなどのウエア類のほか、ハンカチ、タペストリー、ペンケース、ストラップなどの小物類など約150点を展示販売する。


 同工房を主宰する染色家・上山弘子さんは「琉球藍は青が濃くなるにつれて赤みを帯び美しい色合いを生む。10年目を迎えやっと琉球藍本来の素晴らしい色が出せた」と、自信をのぞかせる。


 同工房は、無農薬の有機肥料での琉球藍の栽培から泥藍作り、染め、デザイン、製品作り、販売まですべての工程を手がける県内唯一の工房で1993年に有志10人で設立。上山さんは「藍は豊かな自然の中でしか作ることができない。環境を守ることから始めた」としたうえで、「職人たちが土壌作りから取り組み、デザインや縫製のメンバーも『混ざりけのない、本物を作ろう』と切磋琢磨しながらやってきた。本当の藍の色をぜひ見てほしい」(上山さん)とも。


開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。3月10日まで。入場者には記念品を配布する。


(那覇経済新聞 2008-03-07)


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